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ハムスター地下型巣箱をDIY(100均タッパーを使ったアレンジVer.)

ココ

こんにちは。5歳2歳男子を育児中のココです。
最近、長男がハムスターを飼いたいと言い出しました。

ハムスターを飼っている(飼おうと思っている)皆さん、地下型巣箱ってご存知ですか?

個人的にハムスターの飼育方法を長年研究されてきた入澤二郎さんという方が考案された巣箱で、ハムスターの三大習性の行動ができる環境を整えてあげられる巣箱です。(詳しくは入澤さんのホームページをご覧ください)

そして、その巣箱により心身ともに健康になったハムスターは人間とのコミュニケーションがスムーズに行くというのです(仲良くなれる)。

ネット検索で地下型巣箱の存在を知った私は興味津々。昔DIYに凝っていた時の血が騒ぎだし、「よし自分で作ってみよう!」となりました。

タッパーを使ってお手軽に作ることにした

冒頭でお話しした入澤二郎さんが考案された地下型巣箱は図面が公開されているのですが、DIY初心者の私には複雑に見えて、図面通りに忠実に作るのは大変に思えました。(図面は入澤さんのホームページで公開されています)

いいアイデアはないかなぁとネットで地下型巣箱愛用者さんのブログなどを色々と物色していた時に見つけたのが、タッパーを使ってお手軽に作った巣箱。

ココ

これなら私にもできそうだ!

最初は「図面通りに作らなければ」と真面目に考えていた私ですが、色々な方がアレンジした巣箱で上手くいっているのを見て、そこまで厳密に作らなくても良いのかもと思い始めました。

(ただ、考案者の入澤さんは地下型巣箱で失敗しないためには必ず図面通りに作ってくださいとおっしゃっているので、アレンジを入れて上手くいかなくても自己責任になります・・・)

全体の構造

ネットで見かけたタッパーで作った巣箱には、全てをタッパーで作ったものもありましたが、色々調べたり自分なりに考えた結果、外側の大枠だけは木で作り、中をタッパーで仕切ることにしました。

理由は全部タッパーだと湿気がこもりそうだからです。

掃除の面だけで言うと丸洗いできるので衛生的に保てそうな気もしますが、ハムスターが中にいる時のことを考えると全部がタッパーだとなんだか苦しそうな気がしたので・・・。外枠だけでも木で作れば通気性が随分と違うのではないかという素人判断です。

そして各部屋をタッパーにすれば、各部屋の掃除に関しては丸洗いが可能になるので、木とプラスチックのいいとこ取りができるかなと思いました。

そしてそして、入澤さんオリジナルの巣箱と大きく違うもう一つの点は、巣箱をケージと横連結にするという点です!

こちらのブログ記事を拝見し、「これはいい!」と思ってアイデアをいただくことにしました。何が良いかというと、ハムスターの様子が見やすいのと、あとはなんと言っても掃除がしやすそうな点です。

材料・工具

ココ

全部ホームセンターで買えるものです。

<材料>
・木材
・タッパー
・PET樹脂板
・木工用ボンド

<工具>
・ノコギリ
・電動ドライバー
・自在錐
・ハサミ
・紙やすり
・メジャー

外枠を作るのに使う木材は、今回は安価で加工しやすい杉集成材にしました。

そして、巣箱の上部に置く透明の板もアクリル板に比べて安価なPET樹脂板というものにしました。透明度も高くて何の問題もありません。1ミリ厚のものにしたのでハサミで切ることもでき、加工が楽ちんでした。

タッパーはダイソーのこちらを使いました。(余談ですが「タッパー」という単語は実は商標登録されている固有名詞なので正しい使い方ではありません(^_^ ;)

決め手は高さが巣箱にちょうど良さそうなのと、長さだけが違うサイズ違いがあったので小さい部屋と大きい部屋が作りやすいと思ったからです。また、側面がほとんどまっすぐ(垂直)なので、巣箱内にきれいに並べられそうだと思いました。

そして今回新しく購入した工具が自在錐です!(電動ドライバー部分は元々持っていたものです)

木材などに穴を空ける工具で、ハムスターの通り道を作るために買いました。(DIY初心者の私には最初は使うのがちょっと難しかったです)

ホームセンターで買うよりAmazonの方がぶっちゃけ安かったです (^_^;)

ざっくりとした作り方

まずタッパーを並べてみて外枠の大きさがどれくらいになりそうかを測ります。(真ん中に空けてる隙間は巣箱内の通り道になります)

次に並べたタッパーに合うように木材を加工します。ちょっとしたDIYだから手動のノコギリで大丈夫だろうと思っていましたが、まぁまぁしんどかったです(笑)

そして各パーツは木工用ボンドでくっつけました。釘を使うとハムスターが巣箱を齧ると危ないのと、あとは単純に面倒そうだからです(後者が本音)。
側面にはケージと連結するための穴を自在錐で空けました。(穴の直径は入澤さんの図面を参考に3.5cmに

あと、側面の木のうち1ヶ所を1cmほど低くしました(写真左側)。巣箱を掃除する際、天井の透明の板を外しやすくするためです。

そして、各タッパーにもハムスターが入るための3.5cmの穴を自在錐で空けます。穴の縁は紙やすりで滑らかにします。

これが巣箱の完成形です。

右隅に見えてる青い四角はタッパーが動きにくくするために置いたものです(微妙に隙間ができてしまったため)。ちなみにこれは子供が使わなくなったおもちゃです(笑)

そしてケージ(今回は衣装ケース)の側面にも巣箱と連結するための穴を空けておきます。

後から発覚した問題点

ケージと連結する穴を空けた面の板を1cmほど低くして透明の板をスライドして外せるようにしたわけですが、勘の良い方は既にお察しの通り、この設計、

やらかしてしまっております(笑)

そう、透明の板をスライドさせて外すためには一旦ケージと巣箱の連結も外す必要があるのです(T_T)(ちなみに連結部分のパイプはハムスターが齧ってボロボロにしてしまったので、現在はパイプなしで直接繋いでいます(穴の位置を合わせて置いているだけ))

そして、もう一点やらかしてしまっております_| ̄|○
これはやらかしているというよりは、時間がなくて手が回らなかったのですが、天井の透明の板はただ置いているだけです。

つまり、「ハムスターが立ち上がると簡単に持ち上がってしまう=脱走される」ということです・・・。

ココ

もうハムスターが住み始めてしまったから改修するタイミングがないんだよね・・・。

いつか隙を見て、反対側の側面の木も低くして透明板を反対側からもスライドさせられるようにするのと、こういうのを付けようかなぁと思っています。

よく額縁の裏に付いているやつですね。

現在の様子

巣箱に色々な問題はあるものの、とりあえず暫定的な形として写真のように使っています。

巣箱の下に見えるピンク色のものはケージの穴と巣箱の穴の高さを合わせるために高さ調整として後からくっつけたものです。セリアで買ったプールスティックというものを短く切って使いました。

天井の透明板が簡単に持ち上がってしまう問題については、現在は上に図鑑を置いて対処しています(笑)(なんと不恰好な・・・)
見た目が悪いし、中を見るたびに図鑑をどける必要があるので早くなんとかしたい・・・。

ココ

巣箱を使ってみてのメリットやデメリット、実際の様子などはまた別の記事にしたいと思います。

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