ビジネスや教育現場で人気のあるエプソンのプロジェクター。
今回はその中でもスタンダードなモデルとして人気のEB-W06とEB-X06を比較してみました。
その結果、両者には主に3つの違いが見つかりました。
- アスペクト比(縦横比)がEB-W06はワイド(16:9)、EB-X06は標準(4:3)
- 最大輝度(明るさ)がEB-W06の方が若干上回る
- EB-W06の方が1万円ほど高い
上記のようにEB-W06とEB-X06は若干の違いがありますが、もしどちらが良いか迷う場合は、
- ビジネス用途などでたくさんの情報を1画面で見せたい、映像コンテンツを楽しみたい、という場合は16:9のEB-W06
- 古い映像コンテンツを映すことが多い、印刷後と近いイメージで資料を投影したい、本体価格を少しでも抑えたいという場合は4:3のEB-X06
と、検討するのがおすすめです。
ここからはそれぞれのモデルの違いを詳しく解説していきますね。
▼ 迫力ある映像も楽しめるワイドスクリーン仕様
▼ 従来の4:3比率で古い映像コンテンツの投影に最適

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エプソンEB-W06とEB-X06の違いは?
EB-W06とEB-X06の違いをわかりやすく表にまとめてみました。
![]() EB-W06 (2020年 9月発売) | ![]() EB-X06 (2020年 9月発売) | |
アスペクト比 (縦横比) | 16:9(ワイド) | 4:3(標準) |
最大輝度 (明るさ) | ![]() 3,700ルーメン | ![]() 3,600ルーメン |
本体価格 (Amazon参考) | ![]() 約61,000円 | ![]() 約52,000円 |
冒頭でも述べた通り、EB-W06とEB-X06には上記3項目の違いがありました。
各項目を詳しくみていきます。
違い①: アスペクト比(縦横比)の違い
![]() EB-W06 (2020年 9月発売) | ![]() EB-X06 (2020年 9月発売) | |
アスペクト比 (縦横比) | 16:9(ワイド) | 4:3(標準) |
EB-W06とEB-X06の主な違い1つ目はアスペクト比(縦横比)です。
EB-W06は16:9のワイドスクリーン仕様で映像やプレゼン資料の投影、同時に2つの資料を映し出すシーンに適しています。
一方、EB-X06は従来の4:3比率で、新しい映像コンテンツ(16:9)を投影するのには向いていませんが、古い映像コンテンツを投影したり、資料などを印刷後のイメージに近い形で映し出すのには向いています。
(解像度で言うとEB-W06は1280 x 800、EB-X06は1024 x 768になります。)
▼ 迫力ある映像も楽しめるワイドスクリーン仕様
▼ 従来の4:3比率で古い映像コンテンツの投影に最適
違い②: 最大輝度(明るさ)
![]() EB-W06 (2020年 9月発売) | ![]() EB-X06 (2020年 9月発売) | |
最大輝度 (明るさ) | ![]() 3,700ルーメン | ![]() 3,600ルーメン |
EB-W06とEB-X06の主な違い2つ目は最大輝度(明るさ)です。
EB-W06の方が100ルーメン明るく、よりクリアな映像を投影できます。ただ、明るい部屋で使用する場合においてはそれほど顕著な違いにはならないでしょう。
違い③:本体価格
![]() EB-W06 (2020年 9月発売) | ![]() EB-X06 (2020年 9月発売) | |
本体価格 (Amazon参考) | ![]() 約61,000円 | ![]() 約52,000円 |
EB-W06とEB-X06の主な違い3つ目は本体価格です。
発売日は全く同じ2製品ですが、ワイドスクリーン仕様のEB-W06の方が1万円前後高くなっています。
▼ 迫力ある映像も楽しめるワイドスクリーン仕様
▼ 従来の4:3比率で古い映像コンテンツの投影に最適
EB-W06とEB-X06の共通の特長
EB-W06とEB-X06はアスペクト比や明るさこそ違いますが、基本的な仕様や機能には多くの共通点があります。
以下に、両モデルの共通する特長を紹介します。
① 3,600ルーメン以上の高輝度
どちらのモデルも3,600ルーメン以上の高輝度を誇り、明るい室内でもくっきりとした映像を投影できます。
特にオフィスや学校のように、完全に暗くできない環境でも十分な視認性を確保できます。
② 上部からのランプ交換が可能
プロジェクターを天吊り設置している場合でも、上部からランプを交換できるため、取り外す手間がありません。
メンテナンスがしやすく、業務利用にも適しています。
③ 豊富な接続端子
両モデルとも以下の接続端子を備えており、さまざまなデバイスと接続可能です。
- HDMI端子 ×1
- VGA(D-Sub 15pin) ×1
- USB Type-B(USBディスプレイ用) ×1
HDMI端子を使えば、ノートPCやメディアプレーヤーと簡単に接続できます。
④ 自動台形補正機能
上下方向の自動台形補正機能を搭載しており、斜めからの投影でも歪みを自動調整できます。
左右の補正も手動で行えるため、柔軟な設置が可能です。
⑤ スピーカー内蔵
両モデルとも2Wのスピーカーを内蔵しており、外部スピーカーなしでも音声付きのプレゼンや動画再生が可能です。
(ただし、音量はそれほど大きくないため、大きな会場では外部スピーカーの使用を推奨します。)
⑥ 無線LAN接続での投影
オプションではありますが、両モデルとも別売りの無線LANユニットを接続することで、スマホやPCの画面をワイヤレスで映し出すことができます。
EB-W06とEB-X06はどっちがおすすめ?
① EB-W06がおすすめな人
- ワイドスクリーン(16:9)で映像や資料を映したい
- 2つの資料を並べて映し出すなど、一度に多くの情報を見せたい
▼ 迫力ある映像も楽しめるワイドスクリーン仕様
② EB-X06がおすすめな人
- アスペクト比4:3の古い映像コンテンツを映し出す機会が多い
- 印刷後のイメージに近い形で資料等を投影したい
- 本体価格をなるべく抑えたい
▼ 従来の4:3比率で古い映像コンテンツの投影に最適
【まとめ】EB-W06とEB-X06の違いを比較
EB-W06とEB-X06の違いについて解説してきました。
繰り返しにはなりますが、両モデルの主な違いとしてはアスペクト比(縦横比)、最大輝度(明るさ)、本体価格の3点でした。
![]() EB-W06 (2020年 9月発売) | ![]() EB-X06 (2020年 9月発売) | |
アスペクト比 (縦横比) | 16:9(ワイド) | 4:3(標準) |
最大輝度 (明るさ) | ![]() 3,700ルーメン | ![]() 3,600ルーメン |
本体価格 (Amazon参考) | ![]() 約61,000円 | ![]() 約52,000円 |
どちらにするか悩む場合は、
- ビジネス用途などでたくさんの情報を1画面で見せたい、映像コンテンツを楽しみたい、という場合は16:9のEB-W06
- 古い映像コンテンツを映すことが多い、印刷後と近いイメージで資料を投影したい、本体価格を少しでも抑えたいという場合は4:3のEB-X06
と、検討してみてください。
どちらを選んでも、エプソンの高品質な映像と優れた耐久性を備えたモデルなので、用途に合わせて最適な一台を選んでみてください!
▼ 迫力ある映像も楽しめるワイドスクリーン仕様
▼ 従来の4:3比率で古い映像コンテンツの投影に最適