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ピータッチキューブでキャラクター画像を挿入する方法(スマホアプリで編集)

ココ

ラベルライター大好き2児の母ココです。
5歳息子のリクエストでキャラクター入りのラベルを作ってみましたので、その方法をシェアします!

手順の概要としてはネットからダウンロードしてきた画像をアプリを使って単純な白黒画像に加工し、その画像をピータッチキューブでのラベル作成時に挿入するというものです!

最初は少し手間ですが、好きなキャラクターの画像をひとつ作っておけばラベル印刷時にいつでも使えるようになるのでラベル印刷が更に楽しくなること間違いなしです ^ ^

ピータッチキューブに適した画像は?

ピータッチキューブで印刷できるテープの幅は最大で36mmです(私の使用しているPT-P710は最大24mm)。また、カラー印刷はできません。

狭い範囲の中でくっきりと印刷するために、挿入する画像は白黒で線の太いものをおすすめします。繊細な表現のある絵や、色がたくさん使われている画像は思ったような仕上がりにならない場合があります。

好きな画像を用意

とはいえ、白黒で太い線でくっきりと描かれた画像で自分のほしい絵はそう簡単には見つかりませんよね?

冒頭でも述べましたが、そこでおすすめする方法がネット上などで拾ってきた好みの画像(カラーでOK)を黒い線でなぞってシンプルな白黒画像にするという方法です。

ここでは例として下のような画像をフリー素材サイトから拾ってきました。

無料イラストなら【イラストAC】
ココ

著作権の問題があるのでここでは載せませんが、実際は息子の好きなキャラクター画像を使ったりしています。(もちろん個人的に楽しむ目的のためです)

アプリのインストール

好きな画像が用意できたら次はアプリのインストールです。

画像編集のアプリやペイントアプリは色々ありますが、いくつか試した結果、私がたどり着いたのが「ibisPaint X(アイビスペイント)」というアプリです。

アイビスペイントX

アイビスペイントX

ibis inc.無料posted withアプリーチ

イラストの線をなぞるのって意外と難しいのですが(線がガタガタになる…)、こちらのアプリを使うと綺麗な曲線を描くことができます!

Illustratorなどのソフトを使ったことがない人にとっては少しとっつきにくいかもしれませんが、今回は限られた機能しか使いませんので、それほど難しくないと思います。

白黒画像の作成手順

ココ

では早速、アプリでイラストの線をなぞる方法を見ていきましょう!

※iPhoneを使った説明になりますので、Androidの方は操作が少し異なるかもしれません。ご了承ください。

①トレースする画像をアプリで開く

  1. 「アイビスペイント」を開き、「マイギャラリー」をタップします。
  1. 画面左下の「+」をタップし、「写真読み込み」をタップして使用する画像を選択します。

補足

ネットからダウンロードしてiCloudフォルダなどに保存された画像は予め「写真」に保存しておいてください。(「写真」に保存することでアプリから開くことができるようになります)

  1. 「画像読み込み」というメッセージが表示されますので、「線画抽出」を選択します。
  1. 各数値を調整してトレースしやすい濃度にし、チェックマークのアイコンをタップして決定します。(なぞりたいラインが薄めのグレーになっていればOK

②新しいレイヤーを追加する

ココ

レイヤーとは透明なシートのようなものをイメージしてもらうとわかりやすいと思います。

  1. 画面下部にあるレイヤーのアイコンをタップし、白い四角の中に「+」があるアイコン(特殊レイヤーの追加)をタップして、ベクターレイヤーを追加します。
  1. ベクターレイヤー(●■▲のレイヤー)が選択された状態(薄い青色)になっていることを確認して、レイヤーメニューを閉じるボタンをタップして編集画面に移ります。(画面が移ると下に「2」と表示され、別レイヤーに移ったことがわかります。)
ココ

手順を割愛しましたが、今回の画像は必要な部分だけを切り取って使っています。画像の切り取り方については本記事内Tipsの「画像の一部だけを切り取る方法」を参考にしてください。

切り取る必要のない場合は下の「③イラストの線をなぞる」に進みます。

③イラストの線をなぞる

  1. 画面上部のメニューにある「手ぶれ補正」のアイコンをタップします。
  1. 「描画ツール」の中にある曲線のアイコン(ベジェ曲線)をタップし、再度画面上の「手ぶれ補正」をタップして元の画面に戻ります。
  1. 下の画像のように、なぞりたいラインの上を適当にタップしていき点を置きます。(多少ずれても後から調整できるので大丈夫ですが、操作を取り消したい場合は画面左上の戻る矢印のマークをタップすると一つ前の状態に戻れます)

補足

・キャンバスを拡大/縮小する時は2本の指で広げる/狭めるで可能です。

・キャンバス内での位置の移動は2本の指をスライドさせてください。

・画面下のメニューから線の太さを変更できます。(上の画像では3.5となっていますが、20くらいをお勧めします

  1. 各点の位置を微調整し、最後にチェックマークをタップすると曲線が完成します。
  1. 上記の手順で全ての線をなぞります。(ラベルに印刷すると小さい絵になるのでそこまで厳密に描く必要はありません)
ココ

ベジェ曲線の使い方についてはこちらの動画が参考になると思います。

  1. 画面下部のレイヤー番号(ここでは「2」)をタップし、レイヤー1(ベースとなっている絵)の目のアイコンをタップして(タップすると白くなります、レイヤー1を非表示にします。
  1. レイヤーメニューを閉じて編集画面に戻るとベースの絵が見えなくなり、先ほど描いた黒い線だけが見える状態になります。
  1. 画面右下の矢印アイコン(←)をタップし、「画像を保存」を選択し、「OK」をタップします。(保存時の設定はそのままでOK)
  1. 画像が保存されていることを確認します。(iPhoneの場合は「写真」から)

画像挿入の手順

ここからはピータッチキューブを使った説明になります。

本体とアプリの接続手順など、ピータッチキューブの基本的な使い方に関しては過去記事を参考にしていただければと思います。

合わせて読みたい
ココ

それではラベルへの画像挿入の手順を見ていきましょう!

※アプリとスマホの接続が済んでいる前提で説明します。

  1. アプリの画面から「オリジナルラベル作成」をタップします。
  1. 先に入れたい文字などがある場合は入れておきます。
  1. 「挿入」をタップし、「画像」を選択します。
  1. 挿入したい画像が入っているフォルダ(ここでは「最近の項目」)を選択し、画像を選択します。
  1. 先ほど入れた文字の横に画像が挿入されました。
     ※画像の位置を文字と入れ替えたい場合は、ここで「移動」の矢印をタップしてください。
     ※下の目盛を動かして画像のサイズを調整することができます。
  1. 画像の位置やサイズに問題がなければ「完了」をタップします。
  1. 「印刷」をタップし、「画像向け印刷」をONにして印刷を実行します。
  1. 出来上がり。
ココ

実は今回、最初に作成した画像は線が細すぎて綺麗に印刷されなかったので、後から線を太くする加工をしています。(上の写真は加工後の画像を使用)

画像の線の太さを後から変える場合はTipsの「描いた線の太さを後から変える方法」を参考にしてください。

Tips

画像の一部分だけを切り取る方法

用意した画像を切り取って一部分だけ使いたいという場合はトリミングという機能を使います。(トリミング機能を使うタイミングは白黒画像を作成する手順内の「①トレースする画像をアプリで開く」の後です。)

  1. 画面左下のペンのアイコンをタップし、一番下の「キャンバス」をタップします。
  1. 「トリミング」をタップします。
  1. 画像の残したい部分を囲い、画面右下のチェックマークをタップします。
  1. 囲った部分だけが残った状態になります。

描いた線の太さを後から変える方法

ラベルに印刷した時、線の太さが適切でない(太すぎるor細すぎる)場合は後から全体の線の太さを変えることができます。

上は画像の線が細すぎた失敗例
  1. 左下のブラシのアイコンをタップし、「ベクター」を選びます。
  1. 太さを変えたい線をタップすると、プレミアム会員になるかどうかの確認メッセージが表示されますが、「今だけ利用」を選択すれば使うことができます。
  1. 「今だけ利用」を選択すると先ほどタップした線が選択された状態になりますので、選択範囲の下にあるペンのアイコンをタップします。
  1. 「線の太さ」の目盛を調整し、線の太さを変えます(ここでは20pxに変更)。調整できたら右上のチェックマークをタップします。
  1. 同様にして残りの線も太さを変更します。
  1. 右下の矢印(←)をタップし、画像を保存します。

仕上がり

今回のイラストは線を20pxまで太くしてようやく良い感じになりましたが、適切な線の太さは使うイラストによって多少変わってくるかと思いますので調整してください。(シンプルなイラストはより太く、やや複雑なイラストは細めに。細かい部分だけ細めにするというのもアリかと思います。)

ピータッチキューブは最初から用意されている絵文字も豊富で手軽におしゃれなラベルを作ることができますが、「自分の描いたイラストを入れたい」という場合や、「子供のお名前シールに好きなキャラクターを入れてあげたい」という場合には本記事の内容を参考に是非世界に一つだけのラベルを作ってみてくださいね。

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