
こんにちは。
いつも時間ギリギリまでドタバタしているココです。
突然ですが、パーキンソンの法則ってご存知ですか?
ひとことで言うと、「仕事は与えられた時間を使い果たすまで膨張する」というものです。
みなさんも、「締め切りまでまだまだ時間があるから余裕だ~」と思っていたのに、気が付けば締め切りギリギリまでバタバタしているという経験ありませんか?おそらく誰しも一度は経験したことがあると思います。
そんなパーキンソンの法則が、仕事だけでなく朝の身支度や夜の家事時間にも働いているのではないかと考え、私なりの対策方法を考えてみました。まだ試行段階ではありますが、少し手応えを感じているので時間ギリギリ癖に悩んでいる人は参考にしていただければと思います。
以前の状況
私は恥ずかしながら毎朝の起床~出発までの時間、パーキンソンの法則に勝てずに苦しんできました・・・(これだけが原因ではないと思いますが、原因の一部であることは確かだと思います)。
「今日は5時に起きたのになんでいつもと同じようにバタバタしているんだ!?」ということがしばしばあります。
途中までは「おっ、今日はいい感じだ」と思っていても、なぜか最後はバタバタするんですよね。病気なんじゃないかと思って真剣に悩んでいたことがあります。(ちなみに実家の母も同様です。)
夫もそれほど時間にシビアなタイプではありませんが、そんな夫にも「どうやったらもう少し早く出ることができる?俺に協力できることはある?」といつも言われてしまいます。
(こんな状況を怒らない夫は本当にすごい。立場が逆なら文句言ってしまうと思います (^ ^ ; )
パーキンソンの法則はお金に対してだけだと思っていた
冒頭にも述べた通り、パーキンソンの法則は以前から知っているのは知っていました。私が知っていたのは「収入が増えれば増えるほど、支出もそれに合わせて膨らむ」というものです。
そう、私が思っていたのはパーキンソンの法則はお金に対して働くものだということでした。
しかしある時、あるYoutube動画を見ていてパーキンソンの法則はお金に対してだけでなく時間に対しても働くものだということを知りました。
※あとから調べてみると、パーキンソンの法則には第一法則と第二法則があることが判明しました。(参考:パーキンソンの法則|三菱UFJリサーチ&コンサルティング)
ひとつひとつの作業に締め切りを設けてみるが・・・
パーキンソンの法則の対策として「各作業に対して自分で締め切りを設ける」というものがあります。
これに倣って身支度や家事をするとき、「〇〇分までに朝ごはんの準備をする」「〇〇分までに子供の着替えを終わらせる」といったように、いつもより少し早めの締め切り時間を決めて行動してみました。
結果はというと・・・・・・
効果なしでした (x_x)
どう頑張ってもやっぱり「いつもの時間」になってしまいます。冷静に考えればわかりますが、自分の決意でその通りにできていたならこれまでの人生苦労はしていない(笑)それができないから困っているのです。私の時間ギリギリ癖は一筋縄ではいきません。なんせ子供時代から染みついた行動パターンなので・・・。強固なホメオスタシス(元の状態に戻ろうとする作用)が働くのです。
偶然発見した効果的な対策
いつも朝出かけるまでの流れはというと、
朝ごはんを作る ⇒ 食べる ⇒ 持ち物を用意する ⇒ 身支度をする
という順番でした。
これがあるとき、理由は忘れましたがたまたま身支度を先に済ませたのです。つまり、いつも最後の方にすることを先にやってしまったんです。
するとあら不思議、なぜか時間に余裕ができたんです。
「え~?ただそれだけのこと?」って思いますよね。ほんとにただそれだけなんです。他はいつもと変わりありませんでした。
どういうことか自分なりに分析してみた
上に述べたように、朝起きてから出かけるまでにすることの順番を変えてみたところ、なぜか時間に余裕ができた(最後バタバタしなくなった)のですが、なぜなのか自分なりに考えてみたところ、おそらく脳が勘違いするからなのではないかと思います。
例えば、いつも朝の8時頃に身支度を開始していたとして、たまたまその日は身支度を最初に済ませたとします。でも時計の針を見ながら行動をしていると、いつもの癖で「ご飯を食べる」「持ち物を用意する」などの行為はいつも通りの時間に終わらせようと勝手に体が動きます。
そしていつも身支度を開始している8時には全てのやることが終わってしまっており、「あれ、なんか時間が余ったぞ」となるのだと思います。
夜のルーティンにも試してみた
夕方保育園のお迎えから帰宅後、寝るまでにすることに対しても同じように順番を変えるということを試してみました。
前倒しにしてみたことは下記3つです。
- 寝る前に布団を整えたり加湿器に給水する ⇒ 晩御飯の前に済ませる
- 晩御飯の後に浴槽を洗う ⇒ 晩御飯の前に済ませる
- 寝る前に歯磨きをする ⇒ 晩御飯を食べてすぐ済ませる
するとやはり、効果ありました!
寝る時間がすごく早くなる。とまではいきませんが、少なくとも寝る前にバタバタして子供を急かしてイライラして・・・というのは解消されました。
今後の課題
今回ご紹介した方法は簡単で即効性がありましたが、「あとでやっていたことを前倒しにする」という流れが定着してきて、それが当たり前になってきた時が問題だと思っています。
そのための対策としては、やはり「時々やることの順番を変えてみる」というのが有効なのかなと思っています。
また今後の状況に変化があったら記事にしたいと思います。